ヘルメットは絶対必要?
公開日:
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最終更新日:2018/10/09
自転車・サイクリング
自転車に乗るとき、ヘルメットかぶってますか?
僕自身はこれまで、三度、ヘルメットによって助かった経験から、自転車にのるときは必ずかぶっています。
たとえ、近くのコンビニまでの短距離でもかぶっています。
以前の記事「まず最初にこれだけ揃えるべきものリスト」の中では
ヘルメットの有効性や必要性は各所で語られていますので、ここではくどくどと語りはしません
…と書きましたが、やはりここは重要な話なので、くどくどさせてください。
僕のヘルメットに助けられた経験
僕がヘルメットに助けられたのは、まずは中学生の頃のことでした。
僕が住む地域では、自転車通学の中学生はヘルメットの着用が校則で決まっていました。
当時、僕はまだスポーツ自転車ではなく、普通の通学自転車に乗って通学していましたが、
ある日、通学途中に脇道から飛び出してきた小学生を避けるために、急ハンドルを切って、そのまま、転倒しました。
その時、縁石に頭を強打し、ヘルメットが真っ二つに割れてしまいました。
僕自身は軽い脳震盪と擦り傷で済んだのですが、あの時、ヘルメットをかぶってなかったらどうなっていたかと思うと、今でもゾッとします。
次にヘルメットに助けられたのは、高校を卒業して、専門学校に通っていた頃のことでした。
僕が一番、ロードバイクを乗り込んでいた頃で、月間1000~1500kmもの距離を走っていた頃でした。
それだけ走っていて、周りの友人達よりも早く走ることができていたので、慢心があったのかもしれません。
いつも練習に使っていた峠の下りで、落ち葉に前輪を滑らして、転倒し、そのまま、ガードレールに激突しました。
この時は肋骨を骨折しましたが、頭はヘルメットをかぶっていたお陰で無事でした。
この時のヘルメットは割れることはなかったですが、右側半分はアスファルトとの摩擦で大きく削れていました。
三度めは、3年ほど前です。
友人たち数人でツーリング中に対向車線から右折してきた軽トラックと衝突しました。
僕は頭から軽トラックのサイドウィンドに突っ込んでしまったらしく、軽トラックの窓ガラスは粉々に砕けていたそうです。
(実はこの事故の前後1時間ほどの記憶がないので、事故処理を担当してくださった警察の話。)
幸いにも後遺症もなく、今も元気に走っていられるのはヘルメットのおかげです。
今では新しいヘルメットに買い換えると、毎回、神社で安全祈願して頂いています。
自転車用ヘルメットに関する諸注意
他にも、友人の話なども入れれば、まだまだヘルメットの大事さを物語るエピソードを語ることは可能ですが、
ヘルメットについては他にも抑えておくべき点が点がいくつかあります。
自転車用ヘルメットの耐用年数(寿命)と買い換えるタイミング
まずは、ヘルメットには耐用年数が定められているということです。
ほとんどのメーカーは耐用年数を購入から3年と定めています。
これは、使用しなくても経年劣化が起こり、衝撃吸収性が低下していくからです。
見た目には何の変化も無くても、消耗品と割り切って3年周期で買い替えましょう。
また、一回の衝撃で見た目に破損がなくても、衝撃吸収素材はダメージを受けている可能性があります。
ぶつけてしまった時には、買い換えることをオススメします。
自転車用ヘルメットの選び方と価格
自転車用ヘルメットで一番大事なのはフィット感です。どんなに高価で高性能でカッコイイヘルメットでも、自分の頭に合っていなければ、頭が痛くなったりして、使い物になりません。
可能な限り店頭で試着してから、購入しましょう。
日本人と欧米人では、頭の形が違うので欧米からの輸入モデルを買うときには、特に注意が必要です。
また、消耗品だからとはいえ、安すぎるものは考えものです。安いヘルメットは往々にして重量があり、首に負担がかかります。
自転車に乗っていると首肩が痛くなる人で、軽量なヘルメットに変えたら問題なくなったという人も多いです。
安全性としては問題なくても、快適性を考えれば、価格相応となります。
少なくとも10000~15000円程度のモデルをオススメします。予算に余裕のある方は、可能な限り軽量な上位グレードをオススメします。
ヘルメットにLEDリアライト
その他、安全性の観点から、僕はヘルメットの後頭部にLEDライトを付けることをおすすめしています。(上写真参照)
ヘルメットは一番高い位置に来るので、アピール性は抜群の場所になります。
夜間走行が多い人には、絶対オススメです。できるだけ軽量なLEDライトを選びましょう。
リアライト(尾灯)になりますので、赤色灯です。他の色は避けたほうがいいでしょう。
以上、ヘルメットに関するくどくどでした。
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