自転車で痩せたいなら頑張っちゃダメ!
公開日:
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最終更新日:2018/10/11
自転車・サイクリング
スポーツ自転車に乗り始める動機として、一番多いのが「ダイエット目的」です。
このブログを読んでくれている読者の皆様もそういう方は多いかと思います。
スポーツ自転車を手に入れて、これからガンガン頑張ってペダルを漕いで痩せたいと思ってる人もいるかと思います。
スポーツ自転車はちゃんと乗れば、どんどん痩せていきますよ。
スリムな体型を目指して、自転車ダイエット頑張りましょう!!
…あれ?今回のタイトルは「痩せたいなら頑張っちゃダメ」になってる?
わかってますよ。ちゃんと説明していきますよ。
LSDって知ってますか?
皆様、LSDって聞いたことありますか?
数年前にノーベル賞で話題になった発光ダイオード?…それはLEDですね。
ちなみに、怪しい違法薬物の名前でもありません。
ここで言うLSDとは「ロング(long)」「スロー(slow)」「ディスタンス(distance)」の頭文字をとったもので、トレーニングの専門用語です。
つまり、長時間、ゆっくりと、長距離を走ることを指します。
厳密には、心拍数を目安に運動強度を一定に保って行うトレーニングなのですが、一般的には「息が軽く弾む程度」とか「鼻歌交じり走れる程度」とか言われています。
このLSDが全身持久力(心肺機能)を向上させるのに、もっとも効果的だとされています。
つまり、頑張って重たいギアをガンガン踏むよりも、力を抜いて軽めの負荷で長時間漕ぐ方が良いとされています。
体脂肪燃焼のためのLSD
体脂肪の燃焼効率としては、LSDレベルよりももう少し高めの運動強度が最も優れていると言われています。
有酸素運動から無酸素運動に切り替わるポイントであるLT値付近の運動強度が最も体脂肪が燃えやすいです。
ただ、そこまで運動強度をあげると、長時間継続するのが苦痛となってしまいます。
そこで、やはり長時間続けようと思うとLSDレベルの運動強度となります。
LSDをやってみよう!
実際にLSDをやってみましょう。
できるだけ信号がなくて、平坦な道がベストです。
LSDトレーニングのキモは止まらずに走る続けることですので、乗ったまま飲めるサイクルボトルは用意したほうがいいでしょう。
速度は気にしなくていいですので、鼻歌交じり走れる程度で一定のリズムを保って、ひたすらペダルを漕ぎましょう。
最初は60分間走り続けることを目標として走ってみましょう。
慣れてくると120分くらいは走り続けることも難しくないかと思います。
LSDしていると止まりたくなくなってきますが、信号や一時停止など、道路交通法は順守してください。
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